KAKEIBO SLiMは、マクロ不要のエクセル家計簿です。シンプルな構成で、ダッシュボード、収支データ入力、設定の3つの機能に絞り込みました。複雑な操作は一切不要で、すぐに使い始められます。
日々の支出は手動で入力しますが、面倒な集計作業は自動で処理。月ごとの収支バランスや費目ごとの内訳を、ダッシュボードで一目で把握できます。行の追加など、カスタマイズは自由自在。自分だけの使いやすい家計簿に育て上げられます。
複雑な機能は不要、シンプルな家計簿で手軽に家計管理を始めたい方に最適なツールです。このガイドでは、KAKEIBO SLiMの使い方について解説していきます。
言語: 日本語 英語
1. ファイルのダウンロード
ネットショップよりご購入いただいた商品は、購入手続きが完了すると、ファイルのダウンロードが可能となります。ファイルをダウンロードし、適当な場所に保存してください。なお、ファイル名を他の名前に変更しても問題ありません。
2. KAKEIBO SLiMの画面構成と操作
KAKIEBO SLiMでは、以下3つの機能で構成されています。
ダッシュボード
収支データ入力
設定
ダッシュボード
サイドバーのメニューをクリックすると、処理シートが表示されます。また、シート見出しをクリックしてシートを切り替えることもできます。
A OLIVENNEサイト「olivenne.com」を表示
B メニュー(ホーム、収入データ入力、支出データ入力、設定)
収支データ入力シート
ヘッダーのメニューをクリックすると、処理シートが表示されます。また、シート見出しをクリックしてシートを切り替えることもできます。
設定シート
ヘッダーのメニューをクリックすると、処理シートが表示されます。また、シート上のタブをクリックして設定シートを切り替えることもできます。
3. 収支項目の設定
[設定]シートでは、家計簿で管理する収入および支出項目を入力していきます。支出項目は、固定費と変動費に分けて管理します。
3-1. 収入項目の設定
以下の手順に従い、収入項目を入力します。
1 収入項目の設定シートを表示します。
2[収入項目]に収入項目名を入力します。【 必須 】
3[備考]にメモなどを入力します。
3-2. 固定支出項目の設定
住居費や光熱費など毎月必ず発生する費用を「固定費」とし、固定支出シートに入力します。以下の手順に従い、固定支出項目を入力します。
1 固定支出項目の設定シートを表示します。
2[支出項目]に支出項目名を入力します。【 必須 】
3[備考]にメモなどを入力します。
3-3. 変動支出項目の設定
食費や交通費などその時々で発生する費用は「変動費」とし、変動支出シートに入力します。以下の手順に従い、変動支出項目を入力します。
1 変動支出項目の設定シートを表示します。
2[支出項目]に支出項目名を入力します。【 必須 】
3[備考]にメモなどを入力します。
3-4. データ範囲の調整
収支データ入力シートで項目を入力する際、設定シートで指定された項目がリスト表示されます。項目入力欄の青い点はデータ範囲を示しています。新しい項目を追加した場合、データ範囲は自動的に調整されますが、項目を削除した場合には自動調整は行われません。その際は、青い点をドラッグして手動でデータ範囲を修正してください。
4. 収支データの入力
収入や支出の日々のデータを[収入データ]シートと「支出データ」シートに入力していきます。
4-1. 収入明細の入力
以下の手順に従い、収入の明細データを入力します。
1[収入データ]シートを表示します。
2[日付]に入金日を入力します。【 必須 】
3[収入項目]にドロップダウンリストから対象の収入項目を選択します。【 必須 】
4[内容]に収入の詳細を入力します。
5[金額]に収入金額を入力します。【 必須 】
6[備考]にメモなどを入力します。
4-2. 支出明細の入力
以下の手順に従い、支出の明細データを入力します。
1[支出データ]シートを表示します。
2[日付]に購入日を入力します。【 必須 】
3[区分]にドロップダウンリストから固定または変動を選択します。【 必須 】
4[区分]で「固定」を選択した場合は固定項目一覧、「変動」を選択した場合は変動項目一覧が[支出項目]表示されます。ドロップダウンリストから対象の項目を選択します。【 必須 】
5[内容]に購入品などを入力します。
6[店名]に購入した店名または支払先を入力します。
7 [金額]に支払金額を入力します。【 必須 】
8[備考]にメモなどを入力します。
4-3. データの追加
デフォルトでは、100件のデータが入力可能です。データを追加する場合は、最終行をコピーし、必要な分の行に貼付けてください。
5. ダッシュボード
ダッシュボードでは、収入、支出、残高を月間および年間の表とグラフで確認できます。年月を指定すると、データは自動で計算されます。また予算を入力することで、実支出の差額を容易に確認できます。画面一つにまとめて一覧表示されているため、ひと目で家計の状況を把握することが可能です。
A 年月の指定
対象の年と月を指定します。ダッシュボードのデータは自動で計算され、指定した年月の集計値を表とグラフで確認できます。
B 予算vs. 実支出
指定した年月の予算、実支出、差額(予算-実支出)の月間総額が表示されます。設定した予算と実際の支出をひと目で比較できます。予算との乖離があればすぐに気付き、必要な調整を行うことができます。
C 固定費vs. 変動費
実支出における固定費と変動費の割合は、円グラフにより視覚化されています。これにより、固定費と変動費の比率を容易に把握することが可能です。
D 収入の月間集計
指定した年月の収入金額が項目ごとに集計されます。
E 支出の月間集計と予算管理
指定した年月の支出金額が項目ごとに集計されます。予算と実支出の差額をデータバーで確認できるため、予算に対してどのくらいの支出があるのかを、ひと目で把握することができます。実支出が増えるにつれ、データバーは小さくなっていきます。
F 予算
項目ごとに月間の予算額を入力します。
G サマリー
指定した年月の収入、支出、残高の月間総額が表示されます。大きなフォントで表示されているため、たいへん見やすくなっております。
H トレンドの追跡
指定された年の各月ごとの収入、支出、および残高が集計され、年間を通じたグラフとして一目でわかる形式で表示されます。棒グラフおよび折れ線グラフによる視覚化により、時間経過に伴うパターンや変動を容易に追跡できるよう設計されています。