はじめに、銀行口座、クレジットカード、収入および支出項目の設定を行います。これらの設定が完了した後に、収入や支出の明細データを入力していきます。
家計簿では項目選びが重要です。KAKEIBO PRO および KAKEIBO LiGHTでは、それぞれの生活スタイルに合わせて項目を設定でき、独自の家計簿を作成することが可能です。このガイドでは、銀行口座、クレジットカード、収入および支出項目の設定について解説していきます。
言語： 日本語 英語
１. 銀行口座の設定
このシートでは、家計簿で管理する銀行口座を入力していきます。最大30個の銀行口座を設定できます。手順は以下のとおりです。
1 メインメニューの［設定］、設定グループの［銀行口座］をクリックします。
2 新規データを追加する場合は［追加］ボタンをクリックします。［削除］ボタンをクリックすると、最終行のデータが削除されます。新規データが追加されると、エントリーNoが自動採番されます。
3［銀行口座］に銀行口座名を入力します。【 必須 】
4［備考］にメモなどを入力します。
２. クレジットカードの設定
このシートでは、家計簿で管理するクレジットカードを入力していきます。最大30個のクレジットカードを設定できます。手順は以下のとおりです。
1 メインメニューの［設定］、設定グループの［クレジットカード］をクリックします。
2 新規データを追加する場合は［追加］ボタンをクリックします。［削除］ボタンをクリックすると、最終行のデータが削除されます。新規データが追加されると、エントリーNoが自動採番されます。
3［クレジットカード］にクレジットカード名を入力します。【 必須 】
4［支払日］に決済日を入力します。
5［締日］にクレジットカードの締め日を入力します。
6［銀行口座］にクレジットカードと紐づいた銀行口座をリストから選択します。【 必須 】
7［備考］にメモなどを入力します。
３. 収入項目の設定
このシートでは、家計簿で管理する収入項目を入力していきます。最大30個の収入項目を設定できます。手順は以下のとおりです。
1 メインメニューの［設定］、設定グループの［収入項目］をクリックします。
2 新規データを追加する場合は［追加］ボタンをクリックします。［削除］ボタンをクリックすると、最終行のデータが削除されます。新規データが追加されると、エントリーNoが自動採番されます。
3 ［収入項目］に収入項目名を入力します。【 必須 】
4 ［備考］にメモなどを入力します。
４. 支出カテゴリの設定
当ツールでは、支出項目をカテゴリに分類して管理していきます。住居費や光熱費など毎月必ず発生する費用は「固定費」、食費や交通費などその時々で発生する費用は「変動費」にカテゴリを入力します。最大30個の支出カテゴリを設定できます。手順は以下のとおりです。
1 メインメニューの［設定］、設定グループの［支出カテゴリ］をクリックします。
2 新規データを追加する場合は、固定費／変動費／ビジネスを選択し［追加］ボタンをクリックします。［削除］ボタンをクリックすると、最終行のデータが削除されます。新規データが追加されると、エントリーNoが自動採番されます。
3［カテゴリ］に支出カテゴリ名を入力します。【 必須 】
4［予算］に毎月の予算額を入力します。【 必須 】
5［備考］にメモなどを入力します。
ビジネス
個人事業や副業を行っている場合、経費としての出費が発生します。当ツールでは「ビジネス」という区分を設けました。ビジネスで発生する出費は経費カテゴリに分類し、個人とビジネスの支出を分けて管理することが可能です。
５. 支出項目の設定
このシートでは、家計簿で管理する支出項目をカテゴリ毎に入力していきます。各カテゴリに最大30個の支出項目を設定できます。手順は以下のとおりです。
1 メインメニューの［設定］、設定グループの［支出項目］をクリックします。
2 新規データを追加する場合は、ドロップダウンリストから対象のカテゴリを選択し［追加］ボタンをクリックします。［削除］ボタンをクリックすると、最終行のデータが削除されます。新規データが追加されると、エントリーNoが自動採番されます。
3［支出項目］に支出項目名を入力します。【 必須 】
4［備考］にメモなどを入力します。
5 データの入力が完了した後、一覧表の右上に表示されている［リスト更新］をクリックします。支出項目リストが更新され「最新」と表示が変わります。
項目の設定で留意すること
最初に「雑貨・日用品」と設定した項目をある時点で「日用品」に名称を変更した場合、項目の内容が同様であるため、特に問題ありません。
しかし、「雑貨・日用品」を「交通費」と変更すると、集計が正しく行われません。月間および年間収支表は、コード（項目名の前に付いている英数字）をもとに、収入と支出のデータを集計しています。「V0202 雑貨・日用品 → V0202 交通費」のように、ある時点でV0202を交通費と変更してしまうと、過去に雑貨・日用品で入力していたものが交通費として集計されてしまいます。
６. 決まった支出の設定
このシートでは、公共料金や月会費など、定期的に支払いのある支出を入力していきます。月に必ず発生する支出がいくらなのかを把握することができ、予算を立てる際に役立ちます。
固定費のカテゴリに分類された支出項目は、決まった支出として自動的に入力されます（Fの部分）。変動費やビジネス費で定期的に支払いが発生するもの（サブスクリプション等）は、［定期支払］に入力していきます（Sの部分）。手順は以下のとおりです。
1 メインメニューの［設定］、設定グループの［決まった支出］をクリックします。
固定費の場合
2［店名］に購入先または支払い先を入力します。
3［支払方法］にドロップダウンリストから支払方法を選択します。
4［支払方法］で「口座引落」を選択した場合は銀行口座の一覧、「クレジット」を選択した場合はクレジットカードの一覧が［支払い］に表示されます。ドロップダウンリストから該当するものを選択します。［支払方法］で「その他」を選択した場合は、Suicaや電子マネーなど、該当の支払いを入力します。
5［金額］に支払金額を入力します。
6［サイクル］にドロップダウンリストから支払頻度を選択します。
7［月］にドロップダウンリストから支払月を選択します。毎月の場合は「–」を選択します。
8［備考］にメモなどを入力します。
固定費
［支出項目］と［内容］には［支出項目］設定シートで入力した支出項目が自動的に入力されます。ユーザーにより変更することは出来ません。（入力不可）
定期支払の場合
2 新規データを追加する場合は［追加］ボタンをクリックします。［削除］ボタンをクリックすると、最終行のデータが削除されます。
3［支出項目］にドロップダウンリストから対象の支出項目を選択します。【 必須 】
4［内容］に支出の内容を入力します。
5［店名］に購入先または支払い先を入力します。
6［支払方法］にドロップダウンリストから支払方法を選択します。
7［支払方法］で「口座引落」を選択した場合は銀行口座の一覧、「クレジット」を選択した場合はクレジットカードの一覧が［支払い］に表示されます。ドロップダウンリストから該当するものを選択します。［支払方法］で「その他」を選択した場合は、Suicaや電子マネーなど、該当の支払いを入力します。
8［金額］に支払金額を入力します。
9［サイクル］にドロップダウンリストから支払頻度を選択します。
10［月］にドロップダウンリストから支払月を選択します。毎月の場合は「–」を選択します。
11［備考］にメモなどを入力します。
便利な機能
［決まった支出］シートに入力したデータを［支出］シートに自動で転記できます。データを転記する方法は、以下の記事をご参照ください。
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