KAKEIBO | 家計簿の費目リスト大公開。支出分類の悩みを一気解消!

「この買い物は、どの費目にするの?」と迷ったことはありませんか?家計簿をつけることで、お金の流れを把握し、家計の節約にもつながると言われています。支出を家計簿に正確に記録するためには、適切なカテゴリに分類することが欠かせません。

しかし、支出をどの項目に分類すればよいか迷ってしまうことはよくあるものです。そこで今回は、家計簿の費目リストを大公開!日常の様々な物品をカテゴリわけした一覧をご紹介します。支出分類の悩みを一気解消して、効果的な家計管理を始めましょう!

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1. 分類

日常の様々な支出をリストアップし、17のカテゴリに分類しました。

1-1. 住居費

住居費 」とは、毎月の家賃や住宅ローンなどの住居にかかる費用のことです。住居費は家計に占める割合が大きい項目となっています。具体的には、以下のような項目が含まれます。

項目: 住宅ローン/家賃、管理費、修繕積立金、設備修繕・維持

1-2. 水道光熱費

水道光熱費 」とは、水道や電気、ガスなどの公共サービスを利用するために支払う費用のことです。これらの費用は、住居で快適な生活を送るために必要不可欠なものであり、家計簿の費目としてしっかりと記録することが重要です。水道光熱費を把握することで、無駄な使用を抑えたり、節約のための取り組みを行ったりすることができます。

項目: 水道料金、電気代、ガス代、燃料費

1-3. 通信費

通信費 」とは、通信サービスを利用するために支払う費用のことです。具体的には、以下のような項目が挙げられます。通信費は現代の生活において欠かせない支出項目であり、家計簿においても重要な費目の一つです。

電話 固定電話、携帯電話、スマートフォンの利用料金
受信料 NHK受信料、ケーブルテレビ受信料
インターネット インターネット接続料金
配送 郵便料、運送料、はがき、切手

1-4. 社会保険・税金

社会保険・税金 」とは、社会保険料や各種税金に関連する支出を指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。これらの支出は、社会保障制度や国の財政を支えるために個人や世帯が納める費用です。社会保険料や税金などの支出を把握し、予算を立てることが重要です。

社会保険料 健康保険料、厚生年金保険料、雇用保険料、国民年金保険料、介護保険料
税金 国税(所得税、相続税、消費税など)
地方税(住民税、固定資産税、自動車税など)

1-5. ファイナンス

ファイナンス 」とは、金融サービスや金融商品に関連する費用や支出を指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。

保険 生命・医療・がん保険料、火災・地震保険料、学資保険料、自動車保険料
投資 投信・年金ファンドの購入、株式・債券の購入
預金 普通預金、定期預金、外貨預金

1-6. 教育費

教育費 」とは、授業料、教材、学用品など、子どもの教育にかかるさまざまな費用を指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。教育費は家計簿においても重要な費目であり、子供の成長や将来の教育に関わる支出項目です。

授業料 学校の授業料、塾や補習授業の費用
留学・進学 留学費用、進学準備費
教材 教材、学用品
その他 学校行事や学園祭の費用、学校遠足や修学旅行の費用、教育関連イベントへの参加費用など

1-7. 食費

食費 」とは、食料品や飲料品にかかる費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。家計簿において食費を把握することは重要であり、毎日の生活において必要な支出項目です。食費を管理することで、健康的な食生活を送りながら予算を抑えることができます。

主食 白米、玄米、もち米
パン パン、スコーン、サンドイッチ
麺類 うどん、そば、パスタ、中華麺、カップ麺
その他 雑穀、麦、餅、シリアル
副食 野菜 生鮮野菜
海藻:わかめ、昆布、メカブ、ひじき、海苔
乾物:豆類、干ししいたけ、春雨、ごま、ふりかけ、お茶着け
大豆加工品:納豆、豆腐、油揚げ、がんもどき
野菜加工品:こんにゃく、梅干し、漬物、佃煮
果物 生鮮果物
果物加工品:ドライフルーツ、果物缶詰、ゼリー、ジャム、ハチミツ
ナッツ類 アーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、ピーナッツ、クルミ、栗、銀杏
肉類 生鮮肉
加工肉:ハム、ソーセージ、ベーコン
魚介類 鮮魚
貝類
塩干魚介:たらこ、しらす干し、干しあじ
魚肉練製品:かまぼこ、ちくわ
魚介加工品:かつお節、漬物、つくだ煮、魚介缶詰
乳卵類 卵、牛乳、チーズ、ヨーグルト、バター、マーガリン
粉類 小麦粉、米粉、片栗粉、パン粉
調理食品 主食 弁当、すし、おにぎり、お粥、ピザ
副食 惣菜、冷凍食品、レトルト食品
調味料 油脂 食用油、ゴマ油、オリーブオイル
調味料 砂糖、塩、醤油、酢、味噌、だし、つゆ、ソース、ケチャップ、マヨネーズ、ドレッシング
飲料 茶類 緑茶、紅茶、烏龍茶、麦茶、ハーブティ
コーヒー類 コーヒー、ココア、カフェオレ
ジュース類 果実・野菜ジュース
お酒 ビール、ワイン、ウイスキー、清酒、焼酎
その他 炭酸飲料、乳飲料、ミネラルウォーター、スポーツ飲料
菓子 洋菓子、和菓子、米菓、スナック菓子、おつまみ、珍味、菓子材料
外食 朝食、昼食、夕食、喫茶

1-8. 耐久消費財

耐久消費財 」とは、家具や電化製品など一定期間以上にわたって使用される消費財のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。これらの商品は一度購入すると、長期間にわたって使用されるため、消費財の中でも特に頻繁には買い替えられないものです。耐久消費財の購入には一定の予算が必要となり、家計簿においても重要な費目として取り扱われます。

家具 テーブル、ソファ、椅子、収納
電化製品 電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、エアコン、テレビ、パソコン、カメラ
寝具類 ベッド、布団、毛布
装飾品 照明器具、カーテン、ラグ、絵画
キッチン用品 調理道具、茶わん、皿、なべ、プライパン

1-9. 雑貨

雑貨 」とは、日常生活に必要なこまごました品物で、小規模な購入品などを指す費目です。具体的には、以下のような項目が挙げられます。これらの費用は、毎日の生活や家事に必要なものです。

家事雑貨 バケツ、ブラシ、ほうき、ハンガー、アイロン台
生活雑貨 収納用品、スリッパ、タオル、マット、傘、梱包資材
文房具 ノート、手帳、筆記用具、紙製品、はさみ、のり、セロハンテープ
その他 手芸、旅行小物、印鑑、防災・防犯グッズ

1-10. 日用品

日用品 」とは、洗剤や衛生用品など毎日の生活で使われる消耗品や、家事に必要な用品などを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。日用品の支出を把握することで、生活必需品の購入計画を立てたり、予算を管理したりすることができます。

洗剤 台所洗剤、洗濯・柔軟剤、漂白剤、クリーナー
衛生用品 紙製品、生理用品、ベビー用品、マスク
家事用品 ラップ、アルミホイル、保存用バッグ、ごみ袋、家事用具
化学製品 殺虫剤、防虫剤、除湿剤、消臭剤、芳香剤
その他 乾電池、ろうそく・線香、マッチ・ライター

1-11. 美容費

美容費 」とは、スキンケアやサロンなど、美容や健康に関する商品やサービスにかかる費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。これらの費用は、自己管理や美容に関心のある人々にとって欠かせないものであり、予算を決めないと、出費が膨らんでしまいやすい費目のひとつです。

スキンケア 洗顔料、クレンジング、化粧水、美容液、クリーム、UVカット
ボディケア ボディ・ハンドクリーム、ソープ、入浴剤、カミソリ、脱毛
ヘアケア シャンプー、トリートメント、ヘアスタイリング剤
オーラルケア 歯磨き粉、歯ブラシ、マウスフォッシュ
ネイルケア マニキュア、ネイルジェル、リムーバー、ネイル道具
化粧品 ファンデーション、下地、口紅、リップクリーム、マスカラ、化粧小物
香水 香水、アロマ
サロン 美容院、エステ、ネイル、マッサージ

1-12. 被服費

被服費 」とは、洋服や靴など、衣類や身につける物品にかかる費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。被服費を把握することで、服飾やファッションアイテムにかかる支出を管理し、予算を立てることができます。

衣類 トップス、パンツ、スカート、コート、ジャケット、スーツ、靴下、タイツ
下着類 下着、パジャマ、インナー
小物 財布、帽子、サングラス、スカーフ、ベルト、手袋、ハンカチ
バッグ バッグ、スーツケース
履物 パンプス、ビジネスシューズ、ブーツ、スニーカー、サンダル
ジュエリー ネックレス、指輪、ピアス、ブレスレット、アクセサリー
時計 腕時計、腕時計用アクセサリー

1-13. 交通費

交通費 」とは、移動や通勤・通学にかかる費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。これらの費用は、通勤や通学、買い物、レジャー、旅行などの際に発生します。日々の移動にかかる支出を把握し、予算を立てる上で重要な費目です。

交通機関 電車代、バス代、航空運賃、タクシー代、定期券
自動車関連 ガソリン、駐車場借料、車検、整備費

1-14. 医療費

医療費 」とは、診療代や医薬品など、医療サービスや医療関連の商品にかかる費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。医療費を把握することで、健康管理や医療にかかる支出を見える化し、予算を管理することが重要です。

診療代 医科・歯科診療、手術費、入院代、治療代、人間ドック等受診料
医薬品 薬、漢方薬、外傷・皮膚病薬、栄養剤、衛生医療品
保健医療用品 眼鏡、コンタクトレンズ、身体測定器、介護用品

1-15. 教養娯楽費

教養娯楽費 」とは、書籍、映画・音楽、スポーツなど、知識や情報収集、趣味や娯楽活動にかかる支出を指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。教養娯楽費を把握することで、趣味やレジャーにかかる支出を管理し、予算を立てることができます。

書籍 新聞、雑誌、本
映画・音楽 楽器、CD、DVD、コンサート、ライブ、映画鑑賞
スポーツ スポーツ用品、ジム、スポーツ観戦
玩具 ゲーム機、ゲームソフト、おもちゃ
ペット ペットフード、ペット用品、ワクチン、トリミング、動物病院代
趣味 旅行、工芸用品、園芸用品、植物、お花、アプリ、習い事

1-16. 交際費

交際費 」とは、夕食会やイベントの参加など、友人や知人との交流や社交活動にかかる費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。交際費を把握することで、社交活動にかかる支出を管理し、予算を立てることができます。

項目: 冠婚葬祭、飲食店での食事代、カフェでの飲み物代、イベントの参加費、贈物、プレゼント、お土産

1-17. サービス費

サービス費 」とは、さまざまなサービスを利用するために支払う費用のことを指します。具体的には、以下のような項目が挙げられます。サービスを利用することで、生活の利便性を向上させることができます。サービス利用にかかる支出を把握し、予算を管理することが重要です。

項目: クリーニング、レンタル、メンテナンス、修理、家事代行、介護サービス、動物サービス(ペットホテルやペットシッターなど)

2. まとめ

家計簿をつけていると、買い物をどの費目に割り当てるか迷うことがよくあります。そこで、日常の様々な支出をリストアップし、カテゴリ分けをしてみました。家計簿を長く続けるためには、項目の分類がカギとなります。

家計簿をつける上で、自分なりの基準を設けておくと、買い物をどの費目に割り当てるかがスムーズになります。家計簿に必要な項目は人によってさまざまで、自分の生活スタイルに合った項目を選ぶことで使いやすくなります。どの項目が自分にとって必要なのか、どのように分類するかを考える際に、この記事がお役に立てれば嬉しいです。

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